スタッフ見聞録
2015. 1/12-24
オルカとオーロラ!旬のノルウェー北極圏満喫 Part II
センヤ
トロムソから、今回は車でセンヤまで移動しました。
大体6時間くらいの行程で、車窓の景色をたっぷりと堪能しました。
ノルウェーならではの素晴らしい風景が続きます。
海と山のドラマチックな景観は変化に富み、季節や光の加減で常に一期一会、見飽きることがありません
。
センヤのホテルを少し小高いところから見たもの。
ホテルの周りにオルカやザトウがやって来ている頃です。
センヤもこれで3回目。
過去に色々書いていますので、今回はオーロラ撮影スポットをご紹介してみます。
←ここはホテルの敷地内へ入ってすぐのパーキングエリアから北東方向を見たところ。
この辺り、昼間はオルカが泳ぐのが見えます。
右の建物は夜の明かりが結構きついのですが、海岸へ降りて左の方へ行くと邪魔な明かりがなく、オーロラ撮影に適しています。
同じ場所、夜。
あえて家の明かりと一緒に撮影。
冬は早ければ夕方6時、或いはもっと早くオーロラが見えることもあります。
暗くなって星が出ていたら、あとは時間の問題です。
向かって左の方の海岸は明かりが無いので、この辺りを好んで撮影される方もいらっしゃいます。
対岸の町と山に絞るのもきれいです
。
西の方のライトハウス越しに
。(ホテルの敷地内でレストランの向こう)
ライトハウス付近からも
オルカやクジラが発見できるでしょう。
夜は暖房を入れて開放されるので、寒くなったらここで暖をとりながら鑑賞や撮影することもできます。
写真の下方に少し写っていますが、ライトハウスの下にはウッドデッキがあり撮影に最適です。
ライトハウスの横の岩場も少し平らになっていて、撮影は可能です。
岩場が沢山あるので日中よく足元をみておいてください。
↑この辺りから西の方向は水平線がドーンと開けています。
海に写るオーロラは北欧ならでは!風が無い夜はぜひ狙ってください。
この付近には海の中にやぐらが2つ建っていて、それぞれ赤と青の光を発します。
今回は4泊中3夜観測できました。
冬に関しては、ノルウェー北極圏沿岸部のオーロラチャンスはイエローナイフ並と個人的には思っています。
さて今回のメインイベント!オルカの海へ入ります!
(私ではありませんが)
写真は、ドイツから来ているTV番組の取材を受けているところ。
オルカの海に入るという件については、ノルウェーでもかなり限られた世界のことなのです。
トロムソ出身のノルウェー人と話をした時もそんなキケンなことやめた方がいいと言われ、私を大いに不安にさせました。
しかしここでは全然認識が違います。
オルカは大丈夫。人間には何もしない。
実際オルカのシーズンには、海外からも含め毎日のようにここでダイブが行われているようです
。
ダイブチームと取材チーム、2艘のボートで出発。
ホテルを出ると早速ハンプバック(ザトウ)が登場。
さあ行くよー。
こっちは取材班のボート。
ダイバーの動きを追います。
今日はデンマークから来た2人のダイバー、ドイツの取材チームのダイバーと日本のレディ2名というやや特殊なメンバー。
ザトウの水中撮影に成功!
静岡市S様撮影
芸術的です!
静岡市S様撮影
でもレディのお目当てはこっち!
ゆっくりと動いて特に逃げもしないザトウと異なり、オルカは動きが早く警戒心もより強いのです。
オルカに対しては、そーっつとこちらから近づいて行かなければなりません。
ハロー!
されど大抵はこうなる・・・・。
なぜなら彼らが今関心を示すのは
これだけ!(ニシン)
でも・・・最初は遅い!とか言って怒っていたデンマーク人も
最後には
よくやった!
グッジョブ!グッジョブ!
そしてレディたちの周りは笑顔でいっぱいになったのです。
うふ。
お疲れ様でした!
同じ日の午後のホエールサファリはすごかった。
ツアーの終わりがけ、オルカのファミリーが一箇所にとどまってニシンをむさぼっていました。
みな興奮して撮影しまくり!
出た!このポーズ。
この撒き散らしているように見えるのがニシンです。
こういう、オルカが食べるのに夢中になっている時こそが、近づいて撮影するチャンスなのだそうです。
こればかりは仕方ありません。
これがネイチャー。
暗くなる寸前の、素晴らしい光景でした。
アルタ郊外からスキルヴォイへ
スキルヴォイとリンゲンアルプス
センヤ
ソマロイ
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