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スタッフ見聞録

2014.1/21-1/31☆
オルカとオーロラ!旬のノルウェー北極圏


トロムソ~スヴォルヴァー~ティスフィヨルド
フッティルーテン(沿岸急行船)は2011年3月にキルケネスからトロムソ区間を乗船して以来です。今回は一泊と短いですが最も人気のある区間のひとつ、トロムソ→スヴォルヴァー。

アウトサイドキャビンのスーペリアクラスにしたら、何と正面のすごいいい部屋にしてもらえました。今回はフィンマルケン号。



室内はこんな感じ。広く感じます。

この日は到着日でヘロヘロ。オーロラも出てないし早々に就寝します。

ちなみに日本からヘルシンキ、オスロ、と乗り継いでトロムソに22:55に着いてタクシーで港まで来て01:45発の船に乗るというお客様には絶対お勧めしないスケジュール。

そもそもオスロで一旦市内へ出て人に会ったりもしたんだった。

オスロのカフェ文化は今注目されているそうです。

フード持ち込み自由なので、隣のテーブルではよそで買ったスシ食べてたり。

何か食べたかったのですがパウンドケーキくらいしかなく、ケーキとビールという新しい組み合わせで。

泥のように眠った翌朝、燃えるような朝焼け!

これで朝9時くらいでした。




赤やオレンジからパープル、ピンク、淡いブルーと移り変わる空と空の色を映し出す海、途切れずに続く雪を抱いた山の風景を見ていると時間を忘れます。


ノルウェー北極圏の名産品、干しダラが船内にも



神々しい風景は途切れなく続き、せっかくいい部屋をゲットしたけど殆ど自室にはいません。

写真撮影はもっぱら風も穏やかな船の後部で。

さすがにずっと出てはいられないので、こんな場所を見つけて出たり入ったりしていました。電源もあって便利でした。



多くの人は前方のラウンジで過ごしています

ガラスが汚れているので撮影はできないのですが。


トロムソ~スヴォルヴァー間では、夏はトロールフィヨルドに入って行くのですが冬は代わりにこんなアトラクションも。

ノルウェー人によるサーモンの開きを実演、乗客は見事な手さばきを見ながら油ののったサーモンも試食できます。

冬の一日は短く、午後にはもう日が傾いていきます。

山が険しくなってきました。

もうすぐスヴォルヴァー。

山の雪や岸辺の漁火や僅かな家の明かりがあれば、フラッシュをたかずに何とか撮影ができます。

スヴォルヴァー到着(18:30)。

この後ちょいとハプニング発生。
予約していたホテルの宿のレセプションが閉まっていて、電話しても間違いだと言われ、荷物を引きづり途方にくれました。あきらめて近代的なトーンホテルへ行って事情を話して部屋ありますかと聞いたところ、レセプションの人がこの辺りの事情によく通じた人で、私の予約していたホテルのレセプションは冬は16:00でクローズすること、コテージの鍵は向かいのレストランで管理していることを教えてくれたのです。



こういうことがあるのでシーズンオフはレセプションが24時間対応のホテルを選ぶか、事前に色々確認しておくことが重要。

翌朝、チェックアウトするためにレセプションへ言って昨日は大変だったと一応文句は言ったものの、非常に丁寧に謝罪されたのでまあいいかという気になり、でも部屋はすごくよかったとか言って、一件落着。



部屋に入るだけでせいいっぱいでうまく写真が撮れなかったけど、中は薄暗くて温かみのあるサンタの家って感じ。

リビングと簡易キッチンと寝室、バスルームがあって広々してファミリーや連泊する方に最適です。



ちょっと引いてみると、こんな感じで建ってます



さて今日はバスでナルヴィークへ行って、さらにバスでティスフィヨルドへ行きます。

バスの出る場所は歩いてすぐ。昨日船を降りたあたりです。

一瞬火事?と思ったビルの窓は、、、。




海の朝焼けを映しているのでした。

港近くの広場。

ツーリストオフィスやボートツアーのチケット売り場などもここにあります。

海と逆の方へ少し歩くとスーパーマーケットなどが何件があるショッピングエリアに出ます。


09:50発のバスで出発。

ナルヴィークまで4時間の道のりですが、このルートも風光明媚なのであっという間です。

朝焼けのドラマチックな風景は、決してオーロラに引けを取るものではないと思いました。



北欧の冬の空は一刻一刻が美しく、目を離すことができません。

空はだんだんは薄青くなり、朝焼けが山の上に

大変神秘的です


視界が開け、見覚えのある山が見えてきました。

もうすぐナルヴィークです。

橋を渡るとナルヴィークへ、渡らずにそのまま行けばハーシュタ。

ナルヴィークに着きました。午後2時くらい。

鉄道の手前にバスターミナルがあります。

すっかり街のシンボルになった、リカホテル・ナルヴィーク。

右側のオブジェはオーロラをイメージしているそうです。

ティスフィヨルドの宿泊施設に到着。

ここは国営のようですがキレイに管理された3スターホテルという感じです。

オルカのスポットとしてずっと気になっていたものの、なにぶん情報がなくてミステリアスだった場所。


先日、初めてのお客様から問合せでこの地名が出てきた時にはビビーンときて、しかも視察予定時期とエリアがほぼ同じ。この際ご一緒してしまおうということになり、数日前から滞在しているYさんとここで合流。

自分が行くことは伏せていたのですが、
「声ですぐわかったわよ」。


人数などの問題で、結局まだオルカツアーには行けてないとのこと。

4回もツアー予約入れてたのに!

でも女性一人でいるのでマネージャー兼ガイドがいろいろ気を使ってくれ、オーロラを見に車で近くまで連れて行ってくれたとかで楽しそうにしておられ、ひとまず安心。

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