スタッフ見聞録
2013. 8/15-8/19☆
モンスーンのネパール、古都滞在
トレッキングに適した乾季より、モンスーンの前後くらいがこの庭には似合います。
ここに泊まるなら、美しい庭で少なくても半日は過ごしたいもの。
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ゲストハウスとはある意味究極の位置にあるのがここ、ドゥワリカ。
値段だけ見るなら最近はもっと高いところがあると思いますが、
近代的デラックスホテルとは一線を画した、独特の存在です。
ロビーに飾られているこの人、ドゥワリカ・シュレスタ氏が自らのアンティーク・コレクションを全て投入しさらに伝統工芸・建築の粋を凝らして作り上げたのがこのホテル。
1992年に他界した彼の遺志を継いで、今もシュレスタ・ファミリーにより経営されています。
黒塗りの大きな扉を開けて(正確にはドアマンに開けてもらって)中に入ると、埃っぽい街の喧騒とはまるで別世界です
。
レセプション、ロビー、ラウンジ、ガーデン、と全て自然につながっていて、ドアやガラス窓などが見当たらない。
ガーデンからくる、自然の風と光をそのまま生かした造りです。
ガーデンに出たい衝動を抑え、とりあえず部屋に。
開放感のある角部屋が取れました。
スイート?
いえこれでスタンダードです。
窓の外は美しいガーデン。
ゴージャスなバスルーム。
シンクも2つあって広々して最高に使いやすい。
ガーデンに出てみます。
欧米のツーリストが目立ちます。
みな写真を撮っていました
。
中央に一段高くなっているスペースがあり、ディナータイムに生演奏やネパールのダンスなども行われます
。
ランチからティータイム、ディナーもここがメインのガーデンレストラン
。
ガーデンのあちこちに、ちょっと座ってお茶でも飲む場所があります
。
プールサイドも重厚な建築が取り囲んで独特の雰囲気。
ここでバーベキューなども楽しめます。
見上げると・・・。
レンガ造りの建物にはめ込まれた木の窓が、伝統建築の特徴のひとつ。
殆どが故ドゥワリカ氏のコレクションで、非常に古いものばかり。
雨上がりの清々しさは格別。
まだ青いザクロの下で。
もちろんここにも神様があちこちにいます。
ショップの中も。
ネパールでは国教はヒンドゥーとなっていますが、実際にはヒンドゥーと仏教の混淆という感じです。
とにかく神様は皆大切にします。
宗教的にもおおらかで、何かを大事にするあまり他を排除するということがないのがネパールの素晴らしいところだと個人的に思っています。
隅々までスキがないというか、よく目が配られています。
広大なガーデンというのではないけど、創始者の情熱とこだわりが今も生きた、密な空間です。
何か視線を感じて振り返ると・・・・。
ひょっとしてドゥワリカさん?
なんてね。
こういう庭にはスピリッツも存在するような気がしてくるから不思議。
そしてこんなガーデンを望みながら朝食。
気分だけは王侯貴族だー。
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