スタッフ見聞録
2013. 8/15-8/19☆
モンスーンのネパール、古都滞在
夕方から降り始める雨は夜のあいだ古都を潤し、朝にはカラリとあがって夏の日差しが降り注ぐ。
運良くそんな日が続いた、モンスーンも後半の8月半ば。
昼間は観光客でいっぱいだった街が、暗くなるにつれ、みるみる地元の人で埋め尽くされていきます。
人々は街中無数に存在する神々の像や彫り物に礼拝し、顔なじみと歓談し、日常の生活の気配は夜遅くまで絶えることがありません。
今も生活の中心にある、生き生きとした世界遺産がそこにありました。
バクタプールやパタンのような古都では、生活圏と世界遺産が見事に共存しています。
ネパールの精神文化を肌で感じることのできる、素敵な宿を探しに行きました。
バンコックのトランジットホテルとチャングー・ナラヤン
バンコクに着きました。
超早朝なので閑散としています。今回は夜行便で着いてバンコクで5時間くらい待ってカトマンズ行に乗ります。
デイルーム(トランジットホテル)を利用する場合、入国はしないので
Arrivalやaggagee Claim方向へは行かない
というのがまず第一のポイント。
人の流れに流されているとそっちへ行きそうになるので。
入国をしないということはトランジット、すなわち次の目的地への出発なので、セキュリティを通ります。ここまではいいのですが、そこから先、デイルームのサインが一切ないので初めての場合は分かりにくいです。
サインがなくても不安にならず、ひたすら4階の「G」エリアを目指す
のが肝要です。
←近くへ来て初めてこのサインがあるのです。
←長い通路に入ると、空港内でよく見かけるラウンジ。最初はみんな間違えて入っちゃう可能性大。かくいうワタシも。
写真の奥に見えている、
一番奥まで歩いて行く
のです。
レセプションでチェックインをしてキーをもらいます。
この時
デポジットとして$20
を預けます。USドルを持っていなければバーツか円でも大丈夫。とにかくカードでなく現金で要求されます。
レセプションには1-2名のスタッフがいますが感じが良い人もいれば冷たい人もいて、様々。
室内はトランジットのための休息には充分です。
バスルーム
はこんな感じ。
レセプションの向こうには朝食らしきものが用意されています。
フルーツとジュースとディッシュとコーヒーくらいの
簡単なものだったのでてっきり無料だと思ったら、クーポンを持っているかと聞かれ、現金で支払って利用しました。
なので日本から予約して行く時は朝食付にするのがよいかと。
さてカトマンズ行が出るCエリアへ。
Gエリアからは比較的近いです。
ゲートへ。この先階段を下ったところでした。
到着時からデイルームまでも含め、バンコクの空港ではかなり歩くことを余儀なくされます。
ネパール到着前に体力を消耗しないよう、疲れにくいシューズとゆったり行動することは重要かもしれません。
特に夜行便で行く場合は。
バンコク⇒カトマンズの飛行機は機材が大きく、いつもピカピカにキレイな感じがします。さすがはタイ航空の花形路線。
明るい時間に到着しゆっくり午後に出て行く、カトマンズに行くにはやはり最高のフライトです。
空港職員も客室乗務員も機内食も全て良く、アジアンなおもてなしか~という感じを受けました。
この視点から見ると北米行や欧州行は、もう少し全体的にバサバサしていますかね。
到着日はチャングー・ナラヤンを見てからバクタプールへ行って、早めに休む予定。
←チャングー・ナラヤン近くのタンカ屋。
カトマンズ・バレーの7つの世界遺産のひとつ、チャングー・ナラヤンは小高い山の中腹、標高約1,500mのところにあります。
沿道からチラリと横を見ると・・・。
ここだけ見たらトスカーナと言えなくもない?
久しぶりに触れるネパールの文化。
この華麗かつ堂々とした存在感に、いきなり引き込まれます。
ここは4世紀から存在するヴィシュヌ神の寺院です。
ネパール最古と言われています。
長年にわたる雨と風と光、人間の祈りや思いが、
柱や壁に沁み込んでいるのでしょう。
美しいです。
華麗ですが少しもケバくない。
古い物には古い人が似あう・・・あ失礼。
ここはカトマンズ・バレーの他の6つの世界遺産スポットに比べ、格段に静かです。
距離的に少し離れていることが一番の理由でしょう。
世界遺産の上で犬が昼寝中。
ネパール人は全ての生きものに対して寛容です。
バンコックのトランジットホテルとチャングー・ナラヤン
バクタプールの絶景ゲストハウスに泊まる
カトマンズのヘリテージホテルに泊まる
パタンの古民家改造ゲストハウスに泊まる
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