スタッフ見聞録
2010.7/9-7/17☆
スイスアルプス・ハイキング
ツェルマットへ移動とハイキングその3
ツェルマット⇒スネガ⇒ブラウヘルト⇒フルーエヒュッテ⇒リッフェルアルプ⇒ツェルマット
3泊したミューレンを後に、ツェルマットへ。
今はスピーツ⇔ブリーク間にトンネルが開通し、時間的に随分短縮されました。
今回はこのルートだったのですがトンネルが長くてつまらないです。
遠回りしてカンデルシュテーク経由で行くルートがあるので、次回からはぜひこちらで行こうと思います。
今回はちょっとハプニングがあってスピーツの町に出ました。
こういうことがあるから旅は面白いのです。
←スピーツはきれいな湖の色が印象的なステキなリゾートタウン。
山ばかりでなく1泊くらい湖畔を入れるのもいいなと思いました。
_
しかしスピーツのポリスの愛想の良いイケメン警官達には驚きました。
そして駅のホームでこんなもんが食べられるとは!
これもDKのおかげです。
・・・。
ランチメニューは2-3種類あり、ビーフ・グーラッシュと
チキンのパイ包みバターライス添えを食べました。いずれも最高に美味しかったです。
駅ビルの1階にあるレストランなんですが、ホームにも通じておりテーブルが出ています。
電車や往来する人々を眺めながら、なかなか楽しい希少なランチでした!
皆さんも、もしスピーツの駅にザックを忘れたら、ついでにここでランチをどうぞ!
・・・。
←DK再会のザック。
誰かが駅のオフィスに届けてくれたようです。
さすがスイスです。
ツェルマットで3泊するのは、今回はぐっとエコノミークラス。
ツェルマットらしく建て込んだところに何気なく建っています。
メトロポールホテルの裏です。
ホテルというより寮という感じで、人にあまり出会わず、気楽でとてもよかったです。
部屋もまさに学生寮。でも清潔で快適でした。
しかもネット環境は抜群。
さて荷物を置いたら早速歩きに出かけます。
今回ぜひ行ってみたかったフルーエの山小屋を目指し、まずはケーブルカーでスネガへ。
←スネガからさらにゴンドラでブラウヘルトへ。ここで降りたのは私達だけでした。
それもそのはず、辺りは殺伐とした工事現場という感じです。
あれー失敗かな。
30分ほど行くとステリゼー。
ここから目指すフルーエヒュッテが見えています。
ほぼ平坦で見晴らしよく、歩きやすいコースです。。
近づいているのですがなかなか着けない・・・。
周囲は月面っぽくもあり・・・ヴァリスらしい風景。
もうすぐです。
こうして見ると実に最果て感があってよい風情です。
なんかハウルの城って感じ。
たさすがにこのヒュッテではアイスティーが通常の2倍しました。
まあ仕方ないね・・・。
ブラウヘルトから1時間強でしょうか、フルーエヒュッテ到着。
特に絶景ということもないのですが、何となくひとつの極に来たという満足感。
出た、黒い顔の羊・・・。
ここから戻るのもなんだし、ヒュッテのねえさんに道を聞いてさらなるアドベンチャーへ。
マップ上のハイキングルートのそばに、白い線で書かれていた謎のコースです。
なんかいやな予感・・。
初め左に氷河を見ながら、道幅の狭いモレーン上の道を行きます。
ここまではダイナミックなよいルート!
下りがきつく、足場もよくないのでストック要です。
徐々にこの先のルートが見えてきますが・・・。
モレーンを降ります。
道らしい道が無く、殆ど滑り落ちます。
ハイキングコースじゃないので仕方ないか・・。
途中、DKが鹿を発見。
こんなとこで何してんのー?
と言っているよう。
降りて行くとこんな感じです。何か不自然なエリアです。
道は車道のようで超歩きにくく、イヤになるほど長い。
ああ、失敗の巻・・・。
こんな道を延々と歩きます。
殆ど苦行です。
やっぱり・・。
・・・と遂に救いが。
マッターホルンを望む3つの湖を巡るコースの一部で、グリュンゼーとリッフェルアルプの間の樹林帯を歩くコースです。
固い砂利道ではなくフカフカで歩きやすい、森の中特有の道です。足にも優しい。
木々の向こうにマッターホルンとツェルマットの町が見え隠れします。
乾ききった世界の後で、この小1時間のコースは癒されました。
このことは今後のプラン作りに大いなる参考になった気がします。
軽く流すはずが、またしてもクタクタになって山を降りてきました。
レストランのテーブルについて早くビール飲みたい。ステーキ食べたい・・・とメインストリートをさまようよい歩く私たち。
しかしちょうど夕食時でどこもいっぱい・・・。
←おしゃれなレストラン。ここはいつも人気です。
と、ここだけ雰囲気が違う、ツェルマッターホフ。
暗くなるとガーデンのライトアップがさらに素敵なのです。
向かいはモンテ・セルヴァン。
こちらもオシャレです。
この2つのホテルのある辺りが一番華やかですかね・・。
教会や墓地、お土産やWEGAなどが集まっていて、人通りが絶えません。
結局入ったのは駅前のやや大衆的なお店。
でもここは気に入って連続して行きました。
料理も味も大衆的で特に美味しいということはありません。
ここの魅力は、歩きまくった後に着替えずにそのまま入れる気楽な開放感。
テキパキとして粋のいい店員のねえちゃん。
「いらっしゃいませ」じゃなくて「エイラッシャーイ!」みたいな。
それと駅前ということで次から次と到着するマンウォッチングが楽しかったです。
夕暮れのマッターホルン。
やはりいつ見ても素晴らしい山です。
ミューレンへ
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