スタッフ見聞録
2010.7/9-7/17☆
スイスアルプス・ハイキング
一定の期間が経つと、中毒のようにまた見たくてたまらなくなる風景がスイスにはあります。
今回はそんな衝動に身を任せつつ、ヨーロッパ初めてのDKとアルプスを歩きに行ってきました。
過去に歩いたコース、下調べしているうち歩いてみたくなったコース、メジャーなのに歩いたことのなかったコース、その場でピンときたコース。
よく食べよく飲みよく歩いた10日間をレポートします。
グリンデルワルトへ
基本的には到着日はチューリッヒに泊まることをお勧めしています。
アルプス地方へはゆったりと美しい風景を見ながら鉄道に揺られて行くのがよいです。
今回は同日にグリンデルワルトへ向かいましたが、珍しく鉄道の乱れがありグリンデルワルト行きの最終列車に間に合わなくなりました。
インターラーケン発の最終バスに何とかぎりぎり間に合って、グリンデルワルト到着は殆ど深夜になりました。
都会ではないので小さなホテルは夜10時を過ぎると正面玄関をロックしてしまう場合があります。
あまり遅くなる場合は早めに連絡を入れる必要があります。
それにしても夜遅いというのに半袖でちょうどよいとは驚きでした。
温暖化がこんなに進んだのでしょうか?!以前は夕方からもう冷えてきたのに・・。
ベルナーオーバーラントの観光はグリンデルワルト基点がメジャーですが、今回はミューレン連泊にしました。久々のグリンデルワルトを見る時間が無いので、
ミューレンに向かう前の午前中、ささっとホテルの立地や駅の様子を再確認しました。
プラットフォームを背にして立った駅前。
ここがグリンデルワルトの谷底です。
向かって左側、緑の山の中腹へ登ってみます。
景色の良い小道を適当に歩いて登って行くとこんな感じに。
車が通り人が多い駅前とはだいぶ雰囲気が変わってきます。
途中にもホテルが幾つかあります。
私が泊まるなら迷わずココ、「ボドミ」。
町歩きをしに来る訳ではないので、駅から近いとか買い物に便利とかは二の次です。
手前のベンチは眺めのよい散歩道に設けられたもの。
フィルスト行きのゴンドラが上を通っています。
周りは気持ちのよい散歩ルート。そのまま下れば駅前に通じる通りに出ます。
一日観光した後も、ホテルで過ごす時間がかなり残ります。
夏は夜10時くらいまで明るいので、こんな景色のよいところでゆっくり過ごせたら素敵ではないでしょうか。
荷物はホテル⇔駅の間を別途運んでもらえます。
グリンデルワルト駅前の一押し、「シュヴァイツァーホフ」。
グリンデルワルトは坂道だらけで駅前はかなり車も通ります。
殆どの場合はそういう
道を渡ったり登ったり下ったりして行くのですが、
ここは駅前の平坦な歩道を左へ歩いてすぐのところにあります。
しかも駅から5分もかかりません。
ホテルの敷地自体も平坦ですし道がとにかく歩きやすく安全。
平坦な敷地に低層で建っていること、駅のこちら側には店などなく人が来ないため、気づかない場合もあると思います。
ホテルの入り口も目の前まで来て初めて分かります。
美しく整えられたガーデンの中を通り、建物は奥にあります。
アイガーを見上げる眺めも素晴らしいです。
駅前なのに駅前の喧騒から一線を画し、静かで落ち着いた、よいホテルです。
ミューレン
山腹の村ミューレンは、グリンデルワルトの谷から一山越えたもう一つの谷、ラウターブルンネンの谷底から上って行ったところです。車では行けません。
ゴンドラで一気に800m上がると、
車窓からはこんな眺めが広がります。
山が急に近づいて、初めて見る方からは歓声があがります。
駅前から谷に平行している一本道を歩き、ホテルへ。
ミューレンは山腹の村で道は平らで歩きやすく整備されています。
スーツケースをガラガラ引いても楽に歩けます。
今回3泊したブルーメンタル。
2階のバルコニー付の部屋でした。
部屋は快適でした。
バルコニー隣の部屋とつながっているので便利でもあり不便でもあり・・・。
今回は便利でしたが。
夕方、バンクーバーからDK到着。
バンクーバー⇒モントリオール⇒ジュネーブ⇒ベルン⇒インターラーケン⇒ラウターブルンネン⇒グルッチュアルプ⇒ミューレン。いやーよく来れたね
。
激しい夕立。ザーザー降りの雨を横目に、ホテルのテラスでゆっくり夕食。
今思えばこの雨のおかげで、翌日以降は好天が続きました。
明日から活動開始です。
ミューレンへ
ハイキングその1
ハイキングその2
ツェルマットへ移動、ハイキングその3
ハイキングその4
ハイキングその5
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