2017年 9/1-6(4泊6日)
東南アラスカ、グレイシャーベイへ
ユーコンからアラスカへ
夕方発の出発便が2時間ディレイ。
そしてこの紙コップのビールが650円。
まあ値段は許そう。
しかし・・・。
パブリックエリアはあんなににぎにぎと色々あるのに、出国してしまうとなぜこんなに日本の空港は貧しいのだろう。
ホワイトホース行きのゲートでは沢山の日本人がいてビックリ。
この時期はアウトドア系グループが多いんですよね。
ユーコンリバーが見えてきた!白い縁取りはカットバンクと呼ばれる侵食崖。
午後の光に白く光ってきれいでした。
ユーコンリバーもまだまだ夏景色。
薄手のダウンやフリースの人もいるけどTシャツもいる。
天気もよく10月上旬くらいの温かい日って感じでした。
ホワイトホースで一番有名で人気のレストランに来ました。
Klondike Rib&Salmon。いつもは行列ができているのですが・・・。
夕方5時に来れば楽勝。手前はバイソンのステーキ、奥が有名なリブ。バイソンはブルーベリーソースが付いてくるんだけど単に塩コショウかバーベキューソースかけた方がいいかな。。。お勧めはやはりリブですね。個人的にはちょっと甘口かな。和風の味付けという気さえする。感心したのは付け合せの野菜やポテトやバノックが皆美味しいこと。サービスもフレンドリーでいい。
翌朝。今日も天気はよさそう。
ホワイトホース発の夏のメジャーなアトラクション、ホワイトパス&ユーコンレイルを片道利用でアラスカに抜けて行きます。
この古い駅舎でチェックイン。アメリカに入る時に必要なUS$6をきっちり持っているか聞かれます。お釣が出ないから。私は6月に来た時のビザがまだ有効だったので料金は不要でした。
駅舎の裏がユーコンリバー沿いの線路。
今は使われていません。
なのでここからバスで出発します。
このツアーも9月の第一週で終わり。もうお客さんも少なめです。
ホワイトホースからクロンダイクハイウエイを南下。
森と湖の風景の中を走ります。
1時間弱でCarcrossに到着。ここで40分くらい止まります。
休憩というか色々ある店で少し地元の経済に貢献するのが目的のよう。
ゴールドラッシュ時代をイメージした店。
こんな青空がバックだとテキサス辺りを想像してしまいますね。
さらに川沿いを1時間ほど南下、フレイザーに到着。
ここから鉄道に乗ります。
天候が一変し、雨がぱらぱら。
約1時間半のSkagwayまでの旅の始まり。
フロム鉄道みたいなウッディでレトロな車内ですが、連結される車両の数はずっと多いです。
この路線、一貫して右側に視界が開けます。
この鉄道は風景がどうのというよりは、ゴールドラッシュ時代の、海へと抜ける険しい道のりを改めて感じながら乗る歴史的体験というものですね。
途中、車内にイミグレーションの係官が乗ってきて、乗客はパスポートの顔写真のある頁を顔の位置で開いて見せる。乗客は殆どがカナディアンだったらしく外国人の私もビザがまた有効だったのでスムーズに終了。
昼頃、スキャグウエイに到着。
ゴールドラッシュ時代を再現したテーマパークみたいな町並み。
この町には2つの素敵なものがありました。
ひとつはこれ。スキャグウエイ・ブリューイング。
地ビールが美味い!そしてこのサーモンサラダ。
こう来たか!なかなかないですねー。サーモンに自信があるんでしょうねえ。
確かにソフトでしっとりして美味しかったですよ。
このシンプル&豪快、いいねえ。
出港まで時間があるので、繁華街を離れて歩いてみました。港に行く途中のナナカマド。赤い実が鮮やか!これがやがて葉も赤くなるんですよね。北国の秋を彩る、国際的紅葉樹ですね。
そういえば、ホワイトホースが10月上旬くらいの気候なら、ここに来て一気に11月末まで来た感じ。風が冷たい。
もうひとつの素敵なものはこの辺りで偶然出会いました
港の桟橋で海を見下ろしてる人がちょこちょこいて、何見てるんだろうと思ったらアザラシが時々顔を出すんですね。
一応何見てんのって聞いてみたら、サケでした!サケが海から入って来てこのフィッシュラダーを登って、さらに川へ入って行くところが見られるのです。
路面のサインを解読すると、この川にはチルクート・サーモンというパシフィック・サーモンの最大種が登ってくるんだぞー。というもの。サケが登ってくるところを見られるなんでスゴイ。5月から6月には始まって、今9月初頭でも見られるので、このホワイトパスの鉄道が動いているあいだは見られるということに。これと前述のビール&サーモンサラダは、わざわざここまで来る価値大有りじゃないでしょうか!!!