TEL:052-990-8001/FAX:052-212-2778
月〜金09:30-18:30土日祝休


シーズンについて

ニューファンドランドに限らず、どの季節に訪れてもその時ならではのよさがあると思います。

しかし何か目的がある場合は、やはり時期が限られてきます。主な目的別に整理してみました。

現地ガイドさんからの聞き取りを元にした、おおよその目安です。


<花>
6月後半から7月末。ベストなのは7月第一週くらいまで。

天候が安定するのは7月中旬くらいからで、それ以前は雨が比較的多いです。花的にはその頃が最も美しいということです。特に食虫植物とか特殊なランとか指定の場合は、別途お問合せください。
ちなみに針葉樹の新緑もこの時期と重なります。

<氷山>

セントジョンズ近海は5月〜6月末頃まで。
ボナヴィスタベイやノートルダムベイなどの中部地方は7月中旬〜後半くらいまで。
北部のセント・アンソニーなら8月初旬くらいまで。

シーズンの始まりは5月後半くらいから。
氷山そのものはタイタニックが遭遇したように4月にも既に流れて来ていますが、岸から遠いので見に行くことが難しいそうです。

以上あくまでも目安です
毎年5月上旬にはその年の氷山の動向が分かるということです。

<クジラ>

シシャモの群れがいつ来るかによります。2010年は7月10日頃でまだ少し早かったです。
なのでかたいのは7月中旬以降と言えそうです。

クジラと共に夏が来るという感じでしょうか・・。
なので最盛期はやはり8月まで、9月以降もクルーズは運行するのでチャンスはありますが徐々に少なくなるのでしょう。

氷山とクジラを両方期待する場合は、氷山シーズンの終わりとクジラシーズンの始まりが重なる短い期間を狙うことになります。7月中旬を中心としたごく短い期間にそのチャンスがあります。

<鳥>
クジラ同様、シシャモの群れを追って来るのですが、クジラと違って間違いなく見ることができます。

鳥が多いのはセントジョンズがあるアバロン半島です。
ウィットレスベイのクルーズではとにかく沢山のパフィンが見られます。
クジラよりもう少し長い期間見られると思いますが、最盛期はやはり盛夏。

<ムース>
グロスモーンでは時期に関わらず少なくても一度はムースに出会う確率が高いですが、最も多く見られるのは9−10月。
ちょうど美しい秋景色と重なります。

<紅葉>
グロスモーンでは9月第一週〜10月第三週くらい。
メープルだけでなく種々の木々が混じり合って壮大な秋景色が展開します。
山の上には雪が積もり、紅葉と合わせて大変美しいです。

セントジョンズがあるアバロン半島西部の"Barren"な地帯は最も遅く、10月10日頃以降に紅葉します。
これはツンドラの紅葉に似た、大地全体が赤くなる壮大な眺めです。

<ウインターハイキング>
1-3月がよいでしょう。
グロスモーンは視界を遮るものが無く、フィヨルドの断崖やグロスモーン山の輪郭がそのまま見渡せます。
一面の雪景色となった静寂な世界に、ご自身の足跡を確かめながら歩くのを想像してみてください。


ニューファンドランドの地理基本

ニューファンドランドの積雪量は東部カナダ一で、雪解けの養分を含んだ水が海へ流れ込み、浅瀬の豊かな海になるそうです。
一方、島の殆どは原生林<サブ・アークティック・フォレストと呼ばれるタイガの森>で、農業には適しません。
果樹園や畑はなく、採れるのはジャガイモと少しのリンゴ、ベリー類くらい。自給できるのは海産物と木材のみ。
木材の規格で言うと2x4はできるが4x4はできないそうです。
外に売れるほど大きく育たないことが、かえって自然を守ることにつながっているとのことです。
なぜ木が大きく育たないかというと、島は岩盤の上にあって浅いところでは1m程度なのだそうです!
島の人々は親しみをこめてニューファンドランドをザ・ロックと呼ぶそうです。


その他いろいろな情報


航空便の乱れ:2月は雪で、6月は霧によって比較的多くなるとのこと。

雪は東部カナダで一番の積雪があります。セントジョンズでも6mくらい積もることがあるそうです。積もるのは12月から。




Copyright(C) 2004 TIC TRAVEL CENTER CO.,LTD. All Rights Reserved.