レイキャビク

どんどん発展していく町も、オールドタウンに入ればほっと一息。散歩が楽しいレイキャビク。
エリアマップ
※青いラインは道幅の広い車道で、大きな川を渡るイメージ。このライン以外の道路は道幅も広くなく歩行者優先の道です。 レイキャビクの中心中の中心はハットルグリムス教会を頂点として、青いラインまで緩やかに下る地形になっています。
このラインの中を、ここでは便宜上「オールドタウン」と呼ばせて頂きます。実際そう呼ばれる場合もありますが、必ずしもその呼び名が広く普及している訳でもないようなので。
このオールドタウンは実際、町の最も古い部分です。大雑把に1km四方くらいのエリアで、メインストリートのロイガヴェーグルも含め、車は通りますが全体に広い道は無く、高層ビルや目立つような大きな建物はありません。海寄りの北の方は商店やレストラン、小規模なホテルなどが集まり、南へ行くほど住宅地が広がります。記号は後述のホテルの位置を指します。

ハットルグリムス教会
40年の歳月をかけて建てられたプロテスタント教会。アイスランドで一番高い建造物(74m)で、オールドタウンの中心の最も高いところから町を見守っています。優美な曲線と独特なラインが個性的。角度により多彩な表情を見せてくれます。タワー部分はエレベーターで登ることができます(有料)。
夏景色の教会
夏の青空に映えて。境界の周囲は広場になっており、各方面へ住宅地を通って下る道が伸びています。
秋景色の教会
秋は町中でも秋景色がきれい。夏に白い花を咲かせるナナカマド属の木は、葉も実も真っ赤に染まります。
冬景色の教会
ある冬の午後、メインストリートから教会に向けて伸びる道から。夕景、夜景も美しいです。

チョルトニン湖
四季を通じてほっとさせてくれる、市民の憩いの場。沢山の水鳥が訪れえさをもらったり身づくろいしたりしている様子は旅人もまた心を癒されます。
白鳥たち
見事な白鳥に囲まれるおねえさん。
夕暮れ
ここは夕暮れどきが特に素敵です。
冬景色
冬でも大盛況。

ロイガヴェーグル
オールドタウンを東西に貫くメインストリート。両側に商店やレストラン、ホテルなどが並びます。
決して大通りではなく、一方通行で車一台が通れる道幅の車道、両脇に車道と同じくらいの幅がある歩道。そもそも歩行者優先の造りなのですが、2015年頃より夏は歩行者天国となりました。
オールドタウン西からの入口
大通り越しに見たオールドタウン。ロイガヴェーグルの西端にあたります。
メインストリート
お店をのぞいたり、見物しながら歩くのが楽しいです。アイスランドのアウトドアブランド66°Northもあります。
歩行者天国
南北に交差する坂道。北には海が、南には角度により教会が見えます。

オールドタウンの西側
港やチョルトニン湖、ツーリストインフォメーションなどがあるエリアです。
比較的規模の大きいホテルが集まっていましたが、近年では新進気鋭の建築や新しいホテルなどが相次いで建てられ、変化し続けています。
ハルパ
2011年に完成したコンサートホール&イベント会場、ハルパ。アイスランドの柱状玄武岩をイメージしたデザインです。
カフェ
レストランやカフェもこちら側にはキャパがある店が多く、ツーリストでいつも賑わっています。
ホットドッグスタンド
有名なホットドッグスタンドもこちらに。ぜひお試しを。ホットドッグの見方が変わるかもしれません。

サン・ボイジャー
レイキャビクの海岸線の中心にあるアート作品。地元アイスランド人彫刻家によるもので、ヴァイキングシップをイメージしています。
訪れる季節や時間帯、天候により、その表情は一期一会です。
夕方
10月半ば、朝焼けに染まって。
明け方
7月末の明け方。
真夜中
6月半ば、ミッドナイトサンと共に。


レイキャビクのホテル

<A:オールドタウン中心>
最も中心で周囲は商店やレストランに囲まれ大変便利。週末の夜はややうるさいかもしれません。大きな建物はなくホテルは比較的小規模なものが多く、住民や生活と隣り合わせの楽しいエリアです。

フロン (マップA1)
ホテル・フロン
<スタンダード・96室>
メインストリート絶好の立地でいつも満室気味。スタンダード・キッチン付・2ベッドルームアパートメント等カテゴリーも豊か。全体的にスーペリアに近いレベルですが、朝食はエコノミークラス。

スキャルドブレイズ (A2)
スキャルドブレイズ
<スタンダード・33室>
メインストリートを歩き始めて最も賑やかな辺り。町並みに溶け込んでいて、こじんまりしたエントランスはよく見ないと通り過ぎそう。部屋はシンプルでコンパクトですが、設備は整っています。

クロップ (A3)
クロップ
<スタンダード・46室>
メインストリートに並行して通る、一本海寄りに下った道の角地に建っています。スキャルドブレイズやフロンからごく近くです。

シンクフォルト (A4)
シンクフォルト
<スーペリア・52室>
メインストリートに入って比較的すぐ、細い道に入ったところにひっそりとあります。外観はとてもストイックな地味さですが、中は少しデザイン系な感じのスタイリッシュで都会的な印象です。

アーナルフォル (A5)
アーナルフォル
<スーぺリア・104室>
交通量の多い外縁の道路を隔ててウォーターフロントとコンサートホール、ハルパのお向かいに建つ、比較的高層のホテル。最大の魅力は眺望です。

<B:オールドタウン西側>
海に近い平坦なエリアで観光案内所や青線の中よりは規模の大きなホテルがあり、観光客向けの施設も充実したエリア。開発が進みどんどん変化している部分です。

プラザ (B4)
プラザ
<スタンダード・200室>
このエリアではリーズナブルで使いやすいホテル。隣がツーリストオフィスで、近所には人気レストランも多く華やかです。客室も設備が整っていて快適です。

ラディソン1919 (B1) ラディソン1919
<デラックス・88室>
ラディソンは市内に2軒ありますが、こちらは中心で町歩きに向いています。素敵な外観に負けず、館内の雰囲気やレセプションの対応にもクラス感が感じられます。

アポテック (B2)
アポテック
<デラックス・45室>
1917年建造、当初は薬局が入っていたのがホテル名の由来。その後近年はカフェにもなりましたが、新しくホテルとして開業しました。100年の歴史が香るエレガントな4スターホテル。

ボルグ (B3)
ボルグ
<デラックス・99室>
クラス感漂う小さなレセプションがいかにもヨーロピアンスタイル。公園に面した客室は明るく広々として、フローリングの床やバスルームの蛇口ひとつにもクラシックな美しさが光ります。温泉が出る深く大きなバスタブはレイキャビク一かもしれません。

<C:中心に近くて落ち着いたエリア>
Aエリアに隣接しながらも少し中心から離れ、落ち着きと静かな環境がお好みの方にお勧めです。

バロン (C1)
バロン
<スタンダード・121室>
海沿いを走る車道付近で、住宅地にある他の2軒に比べやや殺風景な環境ですが、夜は比較的暗いので強いオーロラが出ればホテル近辺から見えるというメリットもあります。このクラスにしては朝食が充実していて好評です。

オーディンスヴィエ (C2)
オーディンスヴィエ
<スーペリア・50室>
メインストリートから教会方向へ少し奥へ入った、一見ホテルらしくない落ち着いた立地が好印象。全体にこじゃれ感のある個人旅行向けの4スターホテルです。1Fのレストランは気軽に利用できて雰囲気もよく、宿泊者以外もよく訪れています。

ホルト (C3)
ホルト
<スーペリア・40室>
さらに閑静な通りにある一見地味なホテルの館内は絵画のコレクションで飾られ、画廊か私設美術館のよう。シンプルで低階層な構造で出入りスムーズ、エレベーター待ちもなし。タップビールが飲めるバーと質の高いレストランを備えた、隠れ快適ホテル。

<D:リーズナブルなホテルが集まるエリア>
ラインの外に広がる新しい市街地の入口に当たります。平地が続き比較的規模や高さのあるビルも出てきます。比較的規模がありリーズナブルなホテルが増えています。

ミッドガルド (D1)
ミッドガルド
<スーペリア・43室>
一番新しいセンターホテルズ系。以下2つのホテルともご近所です。斜め向いがバスターミナルなのでバスを利用する人には絶好の立地です。新しいので館内はきれいです。

リンド (D2)
リンド
<スタンダード・78室>
フォスホテル系列で、バロンと並びよく利用されているホテルです。

ラウダラ (D3)
ラウダラ
<スタンダード・85室>
ホテル・レイキャビクからベストウエスタン系に変わり、2016年にフォスホテル・ラウダラと名称も一新されました。