アークレイリ

夏は白夜に。グレイシャーブルーのフィヨルドが眩しい、北の首都アークレイリ。
エリアマップ
アイスランド第2の町であり、北の首都とも呼ばれるアークレイリ。
日の長い夏に訪れる人が多いため、数時間あればひと回りして植物園も見てメインストリートでおみやげ探しもできるでしょう。
ホテルが取りにくいこともありますが、できることなら1泊をお勧めします。白夜の時期ならミッドナイトサンのもとで眠り、朝には新たに生まれたような光でフィヨルドの水面がきらきら光ります。前の日が雨でも、翌朝は晴れるかもしれません。宿泊をすると、過ごした時間以上の印象が残ります。
マップ上のホテル・ケアと教会のある辺りが中心中の中心です。ここから南北はフィヨルドに沿った平坦なエリアで、メインストリート沿いにショップが並ぶシティセンターやバスターミナルもこの地区にあります。ホテル・ケアから西へは登りの坂道となり、アイスランドエアーホテルやホテル・エッダ、植物園の辺りが高台になります。マップ上のエリアは全て徒歩圏で、ホテル・ケアから植物園で15分くらいです。

教会付近
この教会は1940年に完成したアークレイリのシンボル。レイキャビクのハットルグリムス教会をデザインしたのと同じアイスランド人建築家、サムュエルソンによるものです。
教会
高台から町を見守るスタイルもレイキャビクと同じ。アイスランドの自然にインスパイアされたと言われる、新鮮な建築が印象的。
教会付近
教会の前からは眼下にフィヨルドを望みます。東に向いて建っているので朝はきらきらと眩しいです。
散歩道
階段の途中から、フィヨルドに平行して散歩道が伸びています。途中ベンチがあったり、アークレイリで最も美しい場所のひとつ。

バスターミナル付近
ホテル・ケアから南へ、目と鼻の先です。レイキャビクからの長距離バスやミーヴァトン湖ツアーの発着もここ。
バスターミナル
教会近くの遊歩道から見下ろしたところ(左の赤い屋根)。なんてキレイなバスターミナル!
バスターミナル
正面入口。バスが来る頃は沢山の、主にアウトドア系のツーリストが集まって来ます。
裏の道
この辺りから植物園の方へ、登り坂があります。素敵な住宅の合間を通って。夏は花が咲き乱れてキレイです。

植物園
アイスランドで育つ植物は多くありません。パンジーの花壇やヒマラヤの青いケシなどもありますが、この植物園ではアイスランドにある植物のほぼ全てを見ることができます。夏は北国のバラ、ハマナスが大輪で咲き誇り華やかです。無料で常に人々に開かれています。
最古の家
中はこじんまりしてすぐ一周できます。写真の家は国内でも最古のもののひとつ。
ウーリーウィロー
コケ類、矮性のカバ類、矮性のヤナギ系はアイスランドで最もよく見る植物。いずれも丈が伸びず群生します。
植物園正面入口
表の道路側にある正面入口。東側にも門があり出入りできます。

その他
ウォーターフロント付近
ホテル・ケアの前。アイスランド料理の店やツーリストに便利な施設が集まっています。
メインストリート入口
向かいは本屋兼カフェ兼ギフトショップ。軽食のテイクアウトもできて日曜もやっていて本当に便利なお店。
高台へ
アイスランドエアーホテルの方へぐいぐい登って、裏側から教会を見てみると・・・。



アークレイリのホテル

アパートメントやゲストハウスは増えていますが、一般的なホテルは少なくエリアを考慮するほど範囲も広くありません。どこに泊まっても中心で便利。

ケア
ホテル・ケア
<スーペリア・104室>
教会のたもとでメインストリートやウォーターフロントに隣接、空きがあればまずご案内するホテル。客室も上質で快適で、全てにおいて申し分ありません。

ノルズルランド
ノルズルランド
<スタンダード・41室>
ケアホテルと同じ系列のこじんまりしたホテル。ケアホテルからメインストリート通って徒歩6-7分。坂は登らず終始平坦な道です。

アイスランドエアーホテル
アイスランドエアーホテル
<スタンダード・100室>
新しいホテルです。ケアホテルから坂を登って徒歩約10分。市営スイミングプールの向かいで、高台です。植物園も近いです。

ホテル・エッダ
エッダ
<スタンダード・204室>
高台の通りに面した、夏だけ営業するホテル(6月半ばから約2ヵ月)。204室中132室がプライベートバスルーム付の部屋で、広々してきれいな仕様です。